1. 静岡の過去・現在・未来をめぐる「ふじのくに地球環境史ミュージアム」徹底解剖!
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静岡の過去・現在・未来をめぐる「ふじのくに地球環境史ミュージアム」徹底解剖!

県立静岡南高校の校舎をリノベーションしてつくられた「ふじのくに地球環境史ミュージアム」は、標本・資料の力を大切に、あえて解説文は控えめにしてスタッフと一緒に“考える”を楽しむ博物館。教室や机、椅子など学校備品の使い方もユニークで楽しい。展示の仕方がとても工夫されており、ワクワクしながら新しいことを知る喜びを感じられる。そんな遊び心あふれる館内の様子をピックアップ!

学校の雰囲気を残したままの建物は、入館前からノスタルジーを感じ、中に入るとその懐かしさに気持ちがたかぶる。学校備品を上手に活用した展示方法をはじめ、興味深く見せる工夫が随所に施され、次の展示室はどんな感じなのだろうかと心がおどる。


1階

■展示室2 ふじのくにのすがた

入口のすぐ近くにある展示室2では、静岡の複雑な地形が生み出す自然の恵みと脅威を対比させて展示。日本一深い湾・駿河湾と日本一高い山・富士山がある静岡、その事実に改めてハッとさせられる。

■展示室3 ふじのくにの海

最深部2400メートル超の日本一深い湾・駿河湾に棲む多種多様な生物。希少なニホンウナギの仔魚の標本は必見! 学校の机を重ねた展示ケースも楽しい。

■展示室4 ふじのくにの大地

「食う―食われる」という生物たちの食物連鎖。人間も例外ではなく、生命の尊さや生かされていることへの感謝の気持ちがわいてくる。

■展示室5 ふじのくにの環境史

自然と人の暮らしのバランスをシーソーで表現。縄文時代~弥生時代~江戸時代~近代への劇的な変化を見てみよう。文明の進化とともに失われていく自然について、考えるきっかけに。


2階

■展示室7 ふじのくにの生物多様性

シカ、イノシシなどの哺乳類、鳥類、昆虫類の標本を展示。その多様性と、今にも動き出しそうな本物の迫力にドキドキ。想像していたよりも、生物が大きかったり、小さかったり、身近で見ることによる発見が面白い。

■展示室8 生命のかたち

魚類→両生類→爬虫類→鳥類→哺乳類と進化の順に席につく骨格標本。人骨以外はすべて本物なので、じっくり観察しよう。


黒板に書かれた詳しい説明も興味深い。

■図鑑カフェ

駿河湾と南アルプスを一望する無料の休憩スペース。ゆったりソファに座って、棚にある図鑑を自由に読むことができる。コーヒーも提供されているので(100円~)、地球環境や生物にまつわる図鑑との出会いをゆっくり楽しみたい。

■キッズルーム

木の香りが心地よい、無料のキッズルーム。親子で安心して遊べる木のおもちゃがいっぱい。


【ふじのくに地球環境史ミュージアム】 ふじのくにちきゅうかんきょうしミュージアム

■電話  /054-260-7111
■所在地 /静岡市駿河区大谷5762
■営業時間/10:00~17:30(最終入館17:00)
■定休日 /月曜(祝日の場合は翌平日休)
■観覧料/常設展 一般300円、大学生以下・70歳以上は無料
■アクセス/JR静岡駅北口から美和大谷線「ふじのくに地球環境史ミュージアム」行きバスで30分、終点下車すぐ
■駐車場 /200台(無料)
■HP  /https://www.fujimu100.jp/

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